今までに発見された恐ろしいもの・7種
生け贄となったミイラやバラバラ遺体など、これまでに見つかった恐ろしい発見をご紹介していこう。
1.切断された足
(via The Daily Mail)
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2016年、カップルがバンクーバーの美しい海岸で散歩中に、一足のランニングシューズを見つけた。拾ってシューズの中を見てみると、そこには人間の足の骨が入っていた。
一体なぜ切断された足が流れ着いたのかは分からない。だがこの海岸では、2007年からこのような靴が既に16足見つかっていた。その多くは右足で、全員がランニングシューズかトレッキングシューズを履いていた。
異例の事件のように思えるが、警察当局は「懸念の必要はない」としている。見つかった足のうち、10件は身元が特定されており、自殺あるいは事故によるものだと判明しているためだ。いずれも関節部分で切断されているため、海に流されるうちに自然と離れたのではないかと考えられている。
ただし今回見つかった靴を含めて未解決の残り7件は、犯罪に巻き込まれていないと言い切れる証拠は見つかっていない。
2.戦利品として消えた腕
(via HypeScience)
2015年、フランスのベルクハイムで直径2mの穴に、7体の骸骨が見つかった。この遺体はおよそ6000年前の新石器時代のもので、男性2人、女性1人、子ども4人の7人家族だったとされる。
これらの遺体は全て、腕がバラバラに切断されていた。おそらく血の気の多い襲撃者によって皆殺しにされ、埋められた可能性が高い。
またバラバラにされた腕の数は、遺体の数と合わなかった。左腕が一本だけ見つからなかったのだ。考古学者らは、襲撃者が戦利品として左腕だけを取って埋めていったのではないかと考えている。
3.バラバラにされて見つかった大量のの白骨化遺体
(via ancient-origins)
2009年、イングランドの海辺町ドーセットで、考古学者らは衝撃的な発見をした。開通予定のウェイマス道路で、ばらばらになった骸骨51体と頭蓋骨54つが発掘されたのだ。
これらの遺体はスカンディナヴィア半島の海賊ヴァイキングであり、10代から25歳までの若者たちだった。おそらく亡くなったのは5~10世紀ごろだ。
このような無惨な姿で発見されたのは、ヴァイキングがアングロサクソン人諸王国へ侵入した際に捕虜として捕まり、処刑されたからだ。
4.恐竜のような巨大な足
(via skoomaki)
1987年、ニュージーランドのオーエン山にある洞窟で、考古学者らは巨大な足を発見した。その足は、恐竜のような鋭い爪があった。そして肉も皮ふも損なわれておらず、まるでごく最近のものであるかのように見えた。
考古学者らはこれを回収し、分析を行った。その結果は驚くべきものであった。およそ3300年前のモアという絶滅した鳥類の足だったのだ。
(via Wikimedia )
モアはニュージーランド固有の鳥類で、体高は3.6m、体重は230kgほどになる。ダチョウと外見は似ているが、それよりずっと大きい。モアはおよそ1850万年前に現れたが、1400年代にニュージーランドにやってきた人間によって絶滅させられた。
5.古代ローマの公衆浴場で大量に見つかった、乳児の白骨化遺体
(via boredomtherapy.)
考古学者のロス・ボス氏は、イスラエルのアシュケロンで100体におよぶ乳児の骸骨を発見した。遺体は古代ローマ時代のものと推測されており、この時代に見つかった幼児の集団墓地としては最大である。
検死の結果、乳児はいずれも生後1週間になる前に、意図的に殺害された可能性が高いと分かった。なぜ殺害されたのかは明らかになっていないが、何らかの儀式にいけにえとしてささげられたのではないかという意見がある。
(via wikipedia)
また当時は避妊方法がなかったため、望まない子どもを女性たちが堕ろした可能性も否定できない。ローマ時代において、新生児は「完全な人間」ではなかったため、その殺害は犯罪にならなかった。
6.小人の骸骨
(via wikimedia)
(via 3djuegos)
インドネシアのフローレス島で2003年に発掘された人型の骸骨は、身長が110cmしかなかった。体重も推定で25kgほどだった。また脳の大きさは現生人類に比べて非常に小さく、その容積は380cm3でチンパンジーとほぼ同等だった。
研究者らはこの骸骨を最初、小人症など発育障害をわずらった現生人類だと考えていた。しかし後の精力的な研究で、現生人類とは異なる種の可能性が高いと判明した。その結果、この小人種はホモ・フローレシエンシスと名付けられることになった。
(via wikipedia)
最後の生き残りが確認されたのは約5万年前で、現生人類が彼らの住む地域に到達した時期に近い。このことから、現生人類がこの種を絶滅に追いやったと主張する研究もある。
7.生けにえの少女
(via wikimedia)
1999年、ユーヤイヤコ山頂(6723 m)で3人の子どものミイラが発見された。子どもたちは今から500年以上前、インカ人による宗教儀式の生けにえとなった。
3人の中で一番上の少女、ラ・ドンセーヤ(当時15歳、写真の女性)は、その服装から太陽の処女とされており、10歳頃に太陽神の生け贄として選ばれ、王家の妻や尼僧と一緒に暮らしていたようだ。
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