死後に起きる奇妙でビックリなこと

遺体が動き出したり、子供を出産したりすることは信じられないかもしれないが、実際に起きている。今回はそれらの解説とともに、死後に起こる不思議なことをご紹介していこう。

1.体が動き出す

(via Wikimedia )

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死亡したにも関わらず、手の指を握りしめたり、腕を動かしたり、足の指を揺らしたりすることがある。これはもちろん霊的なものでなく、様々な科学的説明がなされている。

一つに電気化学的反応によるものであり、体表の神経末端に蓄積した化学物質が徐々に開放される過程で起きる。また遺体が腐敗することでガスが発生して動く場合もある。

2.出産

(via allthatsinteresting)

お腹に赤ちゃんのいる母親は、死後に出産することがまれにある。「棺内分娩」と呼ばれており、妊婦の死後遺体が腐敗して、体内にガスがたまり、その圧力によって子宮から胎児の遺体が排出されるために起きる。

記録に残っている最初の棺内分娩は、1551年にスペインの異端審問で首吊り刑に処された妊婦だった。妊婦の死から4時間後、首吊り状態の妊婦の股から2人の胎児が落ちてきたのである。

棺内分娩は非常にまれで、現代医学の恩恵をあずかる私達には関係無い昔話のようだが、2018年にも報告されている。その報告では南アフリカの妊婦が、葬儀中に棺桶内で胎児を産み落としていた。その妊婦は妊娠9ヶ月目で死亡し、葬儀までに死後10日が経過していたという。

3.排便・排尿・おなら

(via TripAdvisor)

人には、液体や固体の通りをコントロールする括約筋がおよそ60種類ある。死後、脳は括約筋を締め続けるよう命令できなくなるため、緩んで尿や便がもれてくる。

しかし、これらは死んだら常に起こるわけではない。どのように死ぬか、膀胱や腸にどれくらい食べ物や水分をためこんでいるかによる。

病気で亡くなる場合、病状の悪化とともに食欲がなくなるためこれらは起きにくい。一方で突然死の場合は、内臓に残っているものが多く、それらが排出されやすい。

4.うめき声などの音を立てる

(via wikipedia)

うめき声をあげる死体はかなり恐怖だが、もちろん心霊現象ではなく、ゾンビのように自発的に声を出しているわけでもない。

その声が聞こえるのはたいてい死体を動かしたときだ。肺や気管に残っていた空気が移動し、声帯がふるえてうめき声や低いうなり声としてあらわれる。検視官や葬儀屋の人は、しばしばこのような声を聞くことがある。

またこれ以外にも遺体に腐敗ガスがたまり、それが気管を通って音が出ることもあるという。

5.爪や髪の毛が伸びてみえる

(via LibreShot)

愛する人を看取った人たちは、既に亡くなっているのにも関わらず故人の髪の毛や爪が伸びたと感じることがある。死後に毛や爪が成長することはありえない。だが遺体が脱水症状になり、爪や毛の周りの皮膚が収縮することで、相対的に伸びているように見えるのだ。

特に男性の場合、無精ヒゲや胸毛が伸びて見えたりする。また死後に起きる毛包の収縮によって、鳥肌が立っているような状態になることがある。

6.体温が維持・上昇する

(via LuYang)

「死後の体温維持(Postmortem caloricity)」と呼ばれており、この現象は死後最大2時間に渡って、遺体の体温が上昇・維持される。窒息死や中毒死、感染症、日射病などで死亡した場合に見られることがある

体温が上がる原因は様々であり、例えば死後に起こるグリコーゲン分解では最大2℃の体温上昇が起こり、感染症による細菌の活動でも熱が生成される。また日射病の場合には、死亡前に体温調節機能が働かなくなり、それによって体温が維持される。

7.自分が死んだことを知る

(via Pixabay)

たとえ心臓が止まって、法律的な死亡宣告を受けたとしても、脳はある程度の時間働き続けることが研究で示された。脳が動いていれば意識があるため、心臓の鼓動が止まった後でも周囲の会話や状況を認識できる。

心停止後に蘇生した患者2060名を対象に行ったその研究では、40%の患者が心停止後に意識があった。ある患者は医者から、死亡宣告を受けたことを覚えており、また別の患者は心停止から蘇生までに起きたことを正確に言い当てた。

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雑学

Posted by uti