盆栽子猫など奇妙なネット上のデマ・5種
かつて海外で話題になったありえないネット発祥のデマをご紹介していこう。
1.盆栽子猫(bonsaikittenドットコム)
(via Tportal)
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盆栽子猫は、生きた子猫をビン詰めにして販売するとかたったデマサイトである。そのサイトによれば、ビンに詰められた子猫はチューブを通して尿や便を排出し、エサもチューブを通して与えられる。また骨を柔らかくする薬剤を投与し、ビンの中でも成長できるようにしているという。
このデマは2000年頃に、MITの学生が大学のサーバーにbonsaikitten.comを公開したことが発端である。学生にとっては単なる冗談にすぎなかった。だがとある有名サイトに紹介されたことがきっかけで注目を浴び、動物虐待だとして世界中から非難を受けることになった。
(via wikipedia)
また盆栽子猫は、当時流行していたチェーンメールで「ニューヨークではビンに猫を詰めて売る日本人がいる」などというデマと共に、抗議の署名運動を募る文言を添えたものが出回っていた。
これらの事態を受けて、FBIはこのデマについて捜査を行うことを発表した。その後このサイトは一度閉鎖したが、ミラーサイトが現在でも稼働しており、動物愛護活動家による批判を受け続けている。
2.人肉の販売をうたっていたManbeef.com(マンビーフ)
(via hoaxes)
2001年ごろに公開されたManbeef.comというサイトは、またたく間に世界中で議論を巻き起こした。このサイトは、”高尚な人肉消費家”のために、人肉販売を行うと書いてあったのだ。
マンビーフには「我々はソーセージから出汁用の骨、ブイヨンまで仕入れている。全ての商品が、最高品質の人肉である」等とあり、圧倒的な品質の人肉提供を約束していた。
このサイトも盆栽子猫のようにチェーンメールを通じて大きな注目を浴びた。ピーク時には1日50万人がサイトを訪問するほどだった。
人肉販売に関する大きな議論が引き起こされたことで、事態を重く見たアメリカの食品医薬局(FDA)は、捜査に乗り出した。その結果、人肉が売られていた証拠は存在せず、単なるデマサイトであることが証明されたのだった。
3.玉ねぎでiPodを充電する方法
(via Education in Chemistry)
学校の実験で、レモンなど果物に2枚の金属をさして、電球を光らせた記憶はないだろうか。その実験を知っていた人は、結構だまされたようだ。
大手のハウツーサイト「Household Hacker」がYoutubeに投稿した「玉ねぎと電解質を使ってiPodを充電する方法」は、その衝撃的な方法に驚いた人たちが動画を拡散し、再生回数1000万回を超えた。
この動画では、玉ねぎに穴を開けてゲータレードを30分間吸水させている。そしてなんとそれに、iPodの充電コネクタを突き刺すと充電ができてしまうというのだ。これを信じて多くの人達が動画と同じことを試したが、上手く充電できた人はいなかった。
ちなみに玉ねぎでは充電できないが、これをジャガイモやリンゴ、みかんなど酸を含む食べ物に変え、コネクタをばらして挿せば、上手く行く可能性があるそうだ。
(via Travis V/flickr)
4.ビッグフットの遺体
(via Free Republic)
2008年、ジョージア州出身の警察官ホイットンと元看守のダイアーが記者会見を開き、ビッグフットの遺体を森のなかで発見したと公表した。その森には、これと類似した生物が他にもいたという。
遺体は毛むくじゃらの半人半猿で、身長231cm、体重は220kg以上あったそうだ。しかし彼らは、ビッグフット保護のために発見した場所は明かさなかった。
この発見はCNNなど大手メディアに報道され、またたく間に拡散された。これが本物のビッグフットだと信じる者もいたが、一方で評論家らはゴリラのコスチュームあるいは単なるじゅうたんではないかと懐疑的だった。
500万円で遺体の購入を申し出たビッグフット研究家があらわれるほどだったが、後にこれはアイスボックスに詰められたコスチュームであることが判明した。
その後デマをでっち上げた二人は告訴され、そのうちの一人であるホイットンは、警察官をクビになった。
5.死んだ妖精
(via ProProfs)
2007年のエイプリルフール数日前、マジックの小道具製作者であるダン・ベインズが、自らのサイトに妖精の遺体をうつした写真を投稿した。サイトには、イギリス・ダフィールドの丘で犬の散歩をしていた人が、このミイラ化した遺体を発見した、という作り話を記していた。
写真の遺体は、耳や羽、髪の毛、皮膚、歯が損なわれずに保存されており、人類学者と法医学専門家の調査により本物の遺体だと確認がとれた。またX線写真で遺体を見ると、体の構造は人間の子供と同じであったが、骨は鳥類と同様に軽量化のため空洞化していたと、サイト上で嘘の説明をしていた。
彼が作ったこの妖精はあまりに精巧だったので、エイプリルフールの日であったにもかかわらず、彼のサイトには妖精を信じる人達が1日で2万人も訪れた。
同日に彼はサイト上で、これが偽物であることを告白し、ネットオークションにこの作品を出品した。その後40回の入札を経て、約3.8万円で売却されることになった。
ディスカッション
コメント一覧
盆栽子猫が実際あったら動物虐待だろ。冗談に騙される人バカすぎるやろ⚡
盆栽子猫に騙されるバカ頭腐ってるんかよ‼️
有り得ないですよね…
これの問題は、盆栽と言う日本の固有名詞を使っていることやろ
固有名詞なんて使えば、その元と連想して考える奴や事実確認も出来ないでワメく浅慮な奴が沸いたりする上に、
日本を貶めたがる、何処かの恩知らずや負け犬民族、相手に勝てず悔しくて悔しくて負け犬根性足を引っ張ろうとする性根の腐った生き物が沸く事やぞ
この学生と家族には厳重注意と代償を払わせる必要があるだろ