驚くべき効能を持つ最高の観葉植物7つ

手がほとんどかからない上に、優れた効能を有する観葉植物をご紹介していこう。本当に良いことだらけなので、家にスペースがあればぜひ育ててみてほしい。

1.オリヅルラン

(via wikimedia)

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観葉植物として人気の高いオリヅルランは、発がん性のあるホルムアルデヒドを除去する効果が高いとNASAの研究で明らかになっている。

ホルムアルデヒドは、新築の住居などでめまいやだるさ、頭痛、喉の痛みをもたらす「シックハウス症候群」の原因物質として知られており、安価なため広く建材に用いられている。そのため家に置く観葉植物として最適だ。

(via saphiresgirl)

しかもオリヅルランはホルムアルデヒドだけでなく、不完全燃焼によって発生する一酸化炭素なども取り除いてくれる。

【親株から茎が伸びて、子株が簡単に増える】

(via mkhascall)

世界中で人気が高いことから分かるように、非常に育てやすい。乾燥にとても強く、葉が全て枯れても水を与えれば新芽を出す。逆に水を与えすぎても根腐れを起こすことは少ない。それにどんな土でも生育に問題ない。

2.アロエベラ(アロエ)

(via wikimedia)

古代エジプト時代から医療用途に使われてきたアロエは、様々な薬効があるとされる植物だ。よくクリームやローションの成分として見かける事が多いだろう。

(via KevlarYarmulke)

その最も知られた効能としては保湿効果があり、アロエを塗ると肌の乾燥を防ぐことができる。また怪我や火傷の治療にも有効であり、患部に塗れば傷の治癒する速度が上がる。

【デザート用のアロエ】

(via wikipedia)

またそのままでは苦くて食べられないが、加工すれば美味な食材である上に、胸焼けや便秘に効果があると報告されている。さらに糖尿病患者の血糖値や高脂血症患者の血中脂質を改善する効果も研究で示唆されている。

(via Olga Berrios/flickr)

アロエベラはサボテンと同じく多肉植物なので、あまり水を必要としない。特に冬季は休眠するため、ほとんどいらなくなる。成育には水はけのよい砂と明るい場所が必要で、暑いところでは直射日光と雨を避けたほうが良い。

3.ラベンダー

(via Butterfly Craze)

穏やかで心地よい香りがするラベンダーは、古くから多くの病気に対する万能薬として利用されてきた。特にその匂いは不安、不穏、不眠、うつ症状、精神安定、胃のむかつき等に効果があるとされ、芳香を抽出した精油はアロマテラピーで最も使われている。

(via Creative Farmer)

ベッドの側にラベンダーの鉢を置いておけば、睡眠の質を向上させてくれるだろう。それに植え替えは必要だが、一度植えたら数年~何十年も咲き続けるので愛着も湧いてくる。また高温多湿は苦手だが、冬の寒さにはかなり強い。

4.セイヨウキヅタ

(via pixbay)

カビの胞子が舞う家には、誰も住みたくないだろう。もしカビが心配なら、セイヨウキヅタを自宅で育てると良い。このツル植物は、アレルギーを引き起こすカビ胞子を最大で94%除去することが研究で判明したのである。

寝室で夜間寝ている時に呼吸しづらかったり、ぜんそくが起きたりする場合、この植物を置いたら安らかな眠りが得られるかもしれない。

(via beontrack)

しかし気をつけなければならないことは、弱い毒を持つことだ。ペットや小さい子供が食べるとお腹を壊してしまうので手の届かないところに置く必要がある。

【管理しないと建物を覆ってしまうくらい伸びる】

(via gorod)

ヨーロッパではどこにでも見られる植物であり、崖や壁をよじ登って覆っていることも珍しくない。30m以上に成長するので、伸ばし放題にすると大変なことになる。直射日光を必要とせず、蛍光灯だけでも育つので観葉植物に打ってつけだ。

5.サンセベリア

(via wikipedia)

室内の空気を清浄にする観葉植物として人気の高い種であり、アロエと同じく多肉植物。

サンセベリアは人にとって有害であるトリクロロエチレン、ホルムアルデヒド、トルエン、ベンゼンなどを除去する効能を持つ。これらは塗料などに使われている。

しかし最適な空気清浄効果を得るには、家全体で1つの鉢だと少ない。ウエストぐらいの高さのサンセベリアが6~8つは必要である。

【女性の身長は165cm】

(via oliviad93)

サンセベリアは、多肉植物だけあってかなり育てやすい。乾燥に強く、水不足で葉がしおれても簡単に死なない。日光にほとんど当てなくても問題ない。ただし水のやりすぎには弱いので、ある程度乾燥させておかなければならない。

6.ローズマリー

(via cristina.sanvito/flickr)

匂いを嗅いでも、食べても素晴らしい薬効があるハーブで、一般的には食材の匂い消しや香りづけに使われている。

その匂いには集中力や記憶力を高める効果がある。そして食せば、消化不良や免疫力向上、血行促進されるという。また白血病細胞や乳がん細胞の増殖を遅らせる効能があると主張する研究結果も存在している。

【花も綺麗】

(via THOR/flickr)

ローズマリーは葉を年中つける低木で、日当たりの良い場所なら簡単に育てられる。霜が降りるような厳しい寒さには耐えられないが、乾燥には強く、挿し木で容易に増やせる。

7.スパティフィラム

(via crocus)

美しい白い花を咲かせ、フローラルな芳香を漂わせる自宅のインテリアに最適な観葉植物。サンセベリアと同様に、様々な汚染物質の除去に効果があり、アンモニアやベンゼン、キシレン、ホルムアルデヒド、トリクロロエチレンなどの有害物質を吸収する。

ただし植物自体に弱い毒性があり、人間や犬猫が食べると皮膚がかゆくなったり、口が焼けるような感覚を覚えたり、吐き気などが現れたりするので注意しなければならない。

【大きくなりすぎたスパティフィラム】

(via sapphirebit0)

日陰に置いても問題なく、あまり日光を必要としない。水やりも1週間に1回くらいで良く育てやすい。しかし花を多く咲かせるには、肥料と日差しをきちんと与えることが重要である。

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雑学

Posted by uti