人間を辞めた人たち(整形手術で別種へ)

整形手術によって、種の壁を超えて他の動物になることを決断した驚くべき人たちをご紹介していこう。

1. 750万円かけてヒト型爬虫類(レプティリアン)になった元銀行員男性

(via Jam Press)

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ヒューストンの元銀行員、ティアマト・リージャン・メデューサさん(58歳)は、1997年にエイズの発症をきっかけにヒト型爬虫類になることを決心した。それ以降、これまでに20回以上の整形手術を行った。

(via Jam Press)

ティアマトさんが整形して変えたところは、以下のように数多くある。

・舌をヘビと同じく、2つに割る
・歯は6本残して全て抜歯、そして残った歯は全てとがらせる
・頭に18本のツノを埋め込む
・全身にヘビのウロコを模したタトゥーを入れる
・耳(外耳)を切除
・陰のうを切除
・女性ホルモン注入で豊胸
・目を永久に緑色にするインクタトゥーを施す
・鼻の一部を切除、再形成(ヴォルデモード風)

(via Jam Press)

既に750万円以上の整形費用をかけているが、まだまだ完成形ではない。これから全身に虹色のウロコタトゥー、ツノの埋め込み、紫色インクの眼球注入を行う予定だ。

(via Jam Press)

そしてティアマトさんにとって一番重要なのは完全な男性器の切除であり、これを一番早く終わらたいと話している。2025年までには変身を完了させるつもりだという。

ヒト型爬虫類になった原因は、両親の育児放棄

 

【変身する前のティアマットさん(息子と撮影)】

(via Jam Press)

ティアマトさんは、リチャード・ヘルナンデスという名前で生を受けた。彼は苦しい幼少期を過ごし、そのなかでヘビに親近感を覚えるようになった。

「私は、夜の森の奥深くで両親に捨てられました。そのときにニシダイヤガラガラヘビがたくさんいたのです」とティアマトさんは話す。

【森にいたニシダイヤガラガラヘビ】

(via Jam Press)

「両親が私を森の中に捨てる時、まるで要らないゴミのように車から私を押しのけました。私はそれからこのヘビが自分の親だと思うようになったのです」

その後、近くに農場を持っていた母方の祖父母がティアマトさんを発見し、その祖父母の家で面倒を見てもらうことになった。だがそこでも祖父からの肉体的、精神的な虐待を受けたという。

(via Jam Press)

「祖父は、私の父親を嫌っていました。私の名前は父親に由来していて、祖父にとって私は嫌っていた男の生き写しのようだったのです」とティアマトさんは話す。

この苦難に加えて、彼は自分の心が男性ではないことに気づいていた。11歳でゲイとして過ごすようになったが、それが原因でいじめや自傷行為に発展した。

1979年に高校卒業後、田舎町から逃げるように都会のヒューストンへ上京した。そこでJPモルガンチェース銀行の新入社員になり、15年の職歴を経て重役にまで上り詰めた。

【銀行員の頃のティアマトさん】

(via Jam Press)

だが彼が大きな決断に至ったのは、1997年にエイズと診断されてからだった。当時この病気は、死刑宣告のようなもので、一刻を争う状態にあった。

【現在エイズはほぼ完治した】

(via Jam Press)

それから彼は本当の自分になるための整形を受け始めた。最初にしたのは、4万円でツノを2つ埋め込むことだった。それからホルモン注射で胸を成長させ、前立腺の除去と去勢も行った。

ティアマトさんは、男性から女性なるための整形手術を受けていたが、現在はジェンダーレス(男でも女でも無い性)になりたいと思っているそうだ。

(via Jam Press)

「私は種を超えたレプティリアンで、自分のことを一部がヒト、一部が爬虫類のレプトイドと呼んでいます」と話す。

「私の目標は、男性か女性の二択のみで性別を分類するジェンダーバイナリーという考えを打ち砕き、自分がジェンダーレスになったストーリーを共有することで、他人がその存在を知り、それを尊重するようになることです」と語っている。

2.エルフになりたいファンタジー好きの男性

(via miss)

アルゼンチン出身のルイス・パドロンさん(25歳)は、子供の頃にいじめを受け、それから逃避するためファンタジーの世界に没頭し、エルフや天使に惹かれていった。

【ビフォーアフター】

(via elitereaders)

彼はエルフの姿にあこがれ、髪の毛を染めたり、変わったドレスを着たりするようになった。最初は周囲から馬鹿にされていたが、高校卒業頃には彼のファッションを褒めてくれる人も出てきたそうだ。

【子供の頃の写真(右側)】

(via 24words)

彼は褒められたことがとてもうれしくて、自らの内面をもっと出していこうと思うようになった。初めはコスプレだけだったが、それでは満足せず、20歳になってからエルフになるための整形手術を受けるようになった。

【整形前(17歳のときの写真)】

(via caternewsagency)

彼が行った整形は、アゴの脂肪吸引や鼻の整形、全身脱毛、目の色を変える手術、レーザーによる皮膚の漂白、ボトックス・ヒアルロン酸注射などで、費やしたお金は既に300万円以上だ。

(via caternewsagency)

これに加え、日焼け止めやクリームなど毎月のお手入れで50万円近くかかるという。しかし完全なエルフになるまで、やめる気はないようだ。

(via caternewsagency)

彼は「私には美の理想があって、どんなことがあってもそれを達成したいと思っています」、

「エルフのように、耳を切ってとがらせたいし、ダイヤモンドのようにアゴをシャープにしたいし、フェイスリフトとアイリフトをして猫のような目にしたいです」と話す。

(via caternewsagency)

「筋肉の埋め込みも考えています」「それと背を高くする手術もあるし、もっと細く見えるように肋骨を4本抜く手術もあります」と、これからの展望を語った。

3.トラになった男性

(via wikimedia)

「キャットマン」という愛称で呼ばれていたデニス・アヴナーさんは、「身体改造」の世界記録保持者としてギネスに認定されている。彼は雌トラの姿になるため、全身に14回の整形手術を受けた。

(via hyperphp)

彼の改造は、全ての歯を抜いてトラに似せた総入れ歯をしたり、顔面にタトゥーを入れたり、トラのヒゲを付けるためのインプラントを注入したり、耳を切断してとがらせたり、くちびるを2つに切開したり、顔にシリコンを入れたりと多岐にわたる。

どうしてトラになろうと思った?

 

(via Dennis Avner)

デニスさんはネイティブ・アメリカンの親がいた。その先住民の部族長と話したときに、「虎ノ道に従え」という言葉にひらめきを受け、自らをトラの姿に似せることを決心したという。

22歳のときに初めて体にメスを入れ、手術はたびたび麻酔なしで行われていた。

(via Diagonal View)

見た目のインパクトこそ強かったが、仕事は一般的なコンピュータ技術者であり、職場では外見以外に他の職員と変わったところはなかったそうだ。

(via bme)

日常生活ではトラのように木登りをし、トラのように毎日生肉を食べた。その姿は身体改造・タトゥーのファンに支持される一方、大きな批判も呼んだ。

彼は2012年、54歳のときに自宅のガレージで亡くなっているところを発見された。死因は自殺と見られている。

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Posted by uti