史上最高レベルでラッキーだった人たち

信じられない奇跡を起こして、幸運を呼び寄せた4人をご紹介していこう。

1.強迫性障害の男性が自殺未遂した結果・・

(via wikipedia)

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1983年、19歳のジョージさんは重度の強迫性障害に苦しんでいた。

とくにひどかったのが極度の潔癖症で、毎日何百回も手洗いをしたり、頻繁にシャワーを浴びたりしなければならなかった。この障害のせいで学校も仕事も辞めた。

(via wallpaperup)

ジョージさんはこの惨めな人生に終わりを告げるため、自分の頭を銃で撃ち抜いた。だが彼は死ななかった。

彼が撃ち抜いたのは、強迫性障害をコントロールする脳の部位(左前頭葉)のみだったからだ。

【強迫性障害の脳の異常活動部位】

(via wikipedia)

彼はこの自殺未遂のおかげで、強迫性障害を治すことが出来た。幸いなことに、その部位以外は何ら損傷がなかった。

彼はこの事件の5年後にインタビューを受けている。その時の話では、新しい仕事を見つけ、大学にも復帰して全優の成績を取ったと言う。彼の人生は、とても充実しているようだった。

またIQも事故前と変化していなかった。自殺未遂は、本当に強迫性障害だけを取り除いてくれたのだ。

2.宝くじを四回当てた女性、その当選確率1000兆x1000兆x1兆分の1(1/10^42)

(via thelottolife)

ジョーン・R・ギンサーさんは、1993年から2010年の間に当選金額2億円以上の宝くじを4回当てている。その当選総額は20.4億円にもなる。

1回目の当選は1993年、テキサスロトで5.4億円。2回目は2006年、スクラッチくじで2億円。3回目は2008年、ミリオンズチケットで3億円。4回目は2010年で、最高額の10億円だった。

【小惑星に当たる確率よりも低い】

(via NASA)

ジョーンさんが4回高額当選する確率は、10^42分の1という天文学的に低い数値である。これは小惑星に打たれて死ぬよりも、ずっと低い確率だ。しかもその宝くじは全てテキサス州で購入したもので、そのうち2つはテキサス州ビショップにある同じコンビニだった。

彼女は現在ラスベガスに住居を構えており、これほどの大金を手に入れたにも関わらず、ひっそりと目立たない生活を送っているそうだ。

3.一度死んで、完全回復。そして宝くじ大当たり

(via lottoexposed)

オーストラリアに暮らすトラック運転手のビル・モーガンさんは、九死に一生後、とてつもない幸運を呼び寄せた。

1999年、ビルさんは自動車事故に巻き込まれ、相手の自動車に危うく押しつぶされそうになった。奇跡的に逃れたものの、事故が原因で心臓発作を起こしてしまった。

(via Verda L. Parker)

ビルさんは救急処置室に運ばれたが、その際に処方された薬によって重度のアレルギー反応が起き、心停止に陥った。だが運命のイタズラは、彼の人生をここで終わらせなかった。

臨床的に死亡が確認されてから14分後、ビルさんは息を吹き返したのだ。しかし意識は依然として無かった。

(via Alatele fr)

心停止により脳に重大な損傷を受けた可能性があり、永久に植物状態が続くと思われた。昏睡状態が続いた1週間後、医師は家族に生命維持装置を外すようアドバイスした。だが家族はそれを受け入れなかった。

それから12日後、奇跡的にビルさんは昏睡から回復し、完全な復帰を果たした。驚くべきことに、事故の後遺症は何も見られなかった。

人生の新たなスタートを切ったビルさんは、将来を楽観視していた。新しい職業に就き、以前から付き合っていたリサさんにプロポーズして結婚もした。

(via 90sWrestlingBoy)

婚約からまもなく、ビルさんは自らの運を試すためにスクラッチくじを購入した。それが大当たりだった。2700万円の価値がある車が当選した。

ビルさんの驚愕体験を聞きつけたテレビ局は、ドキュメンタリー撮影のため、ビルさんにスクラッチくじを購入して大当たりの瞬間を再現するよう依頼した。そしてそのテレビの撮影中、ビルさんはスクラッチくじで2500万円を当選させたのだ。

【2500万円当選したときの動画】

4.史上最も幸運な男性。7回死を逃れた後、1億円を当てる

(via meadowlakenow)

フラン・セラクさんの死との戦いは、1962年に始まった。フランさんがちょうど33歳のときだ。

フランさんの乗っていた列車が線路から外れ、凍てつく峡谷の川に墜落したのだ。

(via Manoj Bhardwaj)

フランさんは救助隊員によって岸に引き上げられ一命をとりとめたが、他の乗客17名は溺死した。フランさんは腕の骨折と低体温症だけで済んだ。

2回目の事故は、それから1年後。初めて乗った飛行機が、最悪の体験になった。

飛行機のドアが故障しており、上空でフランさんはドアから吹き飛ばされた。干し草の山に着地したフランさんは無事だったが、その飛行機は墜落して乗客19人が死亡した。

(via Manoj Bhardwaj)

3回目の事故は、3年後の1966年。フランさんが乗っていたバスが道路から横滑りして川に落ち、4人の乗客が溺死。一方でフランさんは切り傷とアザだけで、無事に川岸まで泳いでたどり着いた。

(via Manoj Bhardwaj)

4回目の事故は2年後のことで、フランさんが一番下の息子に拳銃の持ち方を教えているときだった。フランさんは安全装置が外れていることに気づかず、引き金を引いてしまい自らの睾丸を撃ってしまった。フランさんは睾丸を除去しなければならなかったが、またしても運良く助かった。

(via nytimes)

5回目の事故はそれから2年後の1970年、運転中の車に火がついた。フランさんは燃料タンクが爆発する前になんとか逃げることができた。それから3年後にも、車に火がつく事故が起きている。

(via Manoj Bhardwaj)

6回目はそれから25年後の1995年。フランさんは66歳になっていた。今度はクロアチアの首都ザグレブで、バスにひかれた。しかし軽傷で済んだ。

そして最後の7回目は、以前の事故から1年後のこと。フランさんは山道を車で運転中、急カーブで対向車のトラックと正面衝突を避けようとしてハンドルを切り、ガードレールに激突した。

そのときフランさんは、シートベルトをしていなかったため、開いたドアから勢いよく崖下に排出された。

(via dailymail)

フランさんはどうにかして木につかまり命拾いしたが、乗っていた車は90m下の崖に落下していった。

・宝くじで高額当選

(via cristivasile)

フランさんの幸運はここで終わらなかった。73歳の誕生日から2日後の2003年、クロアチアの国営宝くじで1.1億円もの大金が当選したのだ。このお金でフランさんは家2軒とボート1隻を購入。神様への感謝のため、小さな教会も建てた。

残りのお金は親戚や友人にあげて、自らは倹約生活を送っている。

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物語

Posted by uti