良いことだらけ。思いがけないウォーキング(散歩)のメリット8つ
ウォーキングは心臓や関節にも優しく、運動が苦手な人でも実行でき、様々な病気にかかるリスクを低くしてくれる。今回はあまり知られていないウォーキングの長所をご紹介していこう。
1.血圧を正常にしてくれる
(via Pixabay)
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韓国体育科学研究院の調査によって、高血圧症の人が毎日40分のウォーキングをすると血圧が低下することがわかった。40分間連続で歩き続けた場合には、血圧は平均で上が5mmHg、下が2mmHg減少した。また時間をあけて10分間を4回行った場合には、平均で上が3mmHg、下が2mmHg減少した。
2.乳がんにかかるリスクを下げる
(via Maf04/flickr)
アメリカがん協会が閉経後の女性73615名に対して調査を行ったところ、1週間で合計7時間以上ウォーキングしている場合には、そうでない女性に比べて14%乳がんになりにくいことが明らかになった。
またウォーキングに加えて、より激しい運動を行っていた女性は、さらに11%リスクが低減していた。乳がん発症を抑制する効果は、たとえ被験者が太っていたり、ウォーキング中に増量したとしても影響しなかった。
3.糖尿病にかかるリスクを下げる
(via Pixabay)
2012年に発表された研究成果によると、毎日3000~7500歩のウォーキングは、生活習慣を原因とする糖尿病の予防に効果があることがわかった。
その研究では長時間の座り作業の合間には、軽い散歩や自分にあった運動をすることが大事だとアドバイスしている。
4.ビタミンD合成の手助けをする
(via wikipedia)
カナダのウェスタンオンタリオ大学による30年以上に渡る調査の結果、ビタミンDの不足は骨をもろく、骨折を起こしやすくし、歩行を困難にすることが明らかになった。
ビタミンDは日光に当たることで皮ふから作り出される。1日に必要なビタミンDを得るには、太陽が出ている時に1日15~30分ほどウォーキングをするだけで良い。
5.創造力を向上させる
(via maxpixel)
スタンフォード大学の研究で、ウォーキング中は創造力が上がることがわかった。またウォーキングが終わった後でもその効果は短時間だが持続するという。創造性の向上は歩く環境によらず、室内でも室外でも同じだった。
実際に、多くの人が歩いている時に最高のアイディアを思い付いている。たとえばフェイスブックのマーク・ザッカーバーグや故スティーブ・ジョブズは仕事仲間と散歩しながらミーティングを行ったりして、ひらめきを得ていた。
6.免疫力を上げる
(via Pixabay)
アパラチア州立大学の研究者は、毎日35~45分のウォーキングが免疫力を向上させることを明らかにした。具体的には、1日に少なくとも20分のウォーキングを週5回行っている人は、週1回以下の人に比べて病気にかかっている日が43%少なかった。
またウォーキングをしていた場合には、風邪などの病気にかかっても治癒までの時間が早く、症状もより軽度だった。
7.甘い物への欲求が抑えられる
(via Ryan McBride/flickr)
オーストリア、インスブルック大学の研究で、短時間のウォーキングは甘い物の欲求を一時的に減少させる効果があることを明らかにした。
この研究調査では、太り気味の人に息が上がらない程度の早いペースで15分間ウォーキングをしてもらうと、おしゃべりをしていただけの人と比べて、甘いお菓子を渡されて我慢させられた時のストレスが低くなっていた。
8.老化の速度を遅くする
(via Geograph Ireland)
長年の研究調査により、ウォーキングが加齢による移動能力の低下を防ぐのに最も効果が高いことが分かっている。またオンタリオ州のマクマスター大学の研究では、ウォーキングが肌の引き締めだけでなく、老化のプロセスを逆転させることがあると示唆している。さらに痴呆症の予防に効果があると証明されている。
参照:brightside
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