史上最も偉大な発明20選

人間の最も偉大な能力は、直面した障害を乗り越えるために新たなものを創造し、革新できることだ。先人の偉大な発明無しでは現代的な生活を送ることができないだろう。

これまでのあらゆる発明のうち、人類に大きな進歩をもたらしたものを厳選してご紹介していこう。

1.火

(via wikipedia)

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火は、発明というよりも「発見」であったと思うかもしれない。だが初期の人類は森林火災で炎を目撃していたと思われるが、それを自分自身で作り出し、コントロールする方法を発明するまで、道具としての火を活用することはできなかった。

最初に火が使われ始めたのは、170万年以上前にさかのぼるとされており、現在絶滅したヒト科のホモ・エレクタスであった。だが世界中で広く利用されるようになったのは、それから随分たった12万5000年前ごろからである。

(via Onedio)

火の使用は、人類に大きな進歩をもたらした。火は暖かさ、獣からの防衛手段を与え、そして調理に使用することで、食べ物から効率的に栄養を吸収できるようになった。その栄養は脳を大きくし、人類の知力を向上させ、他の霊長類とのあいだに埋めることのできない優位を生み出した。

2.車輪

(via pxhere)

車輪の起源は、紀元前3500年ごろ、西アジアのメソポタミア人が陶器の形成に使っていたロクロだという。それからおよそ300年後、荷車として使われはじめた。車輪は数々の進化をとげ、今では自動車や電車のように移動や運搬に欠かせない存在となった。

3.釘

(via Wikimedia )

非常にシンプルだが、きわめて有用な固定具として使われる釘は、紀元前3400年ごろに発明されたと考えられている。最初の釘は青銅で作られていた。それから3000年たってようやく、ネジが使われるようになった。ネジは古代ギリシャで発明されたと言われており、オリーブオイルやワインの抽出機に使われていた痕跡が見つかっている。

4.レンズ

(via Wikimedia )

メガネや顕微鏡、望遠鏡などに使われるレンズは、肉眼では見えない微細世界から遥か遠くの宇宙まで人類の視野を広げてきた。

レンズには長い歴史があり、紀元前700年ごろには西アジアのメソポタミア人が既に使っていた。彼らはレンズを、物を大きく見るための拡大鏡にしていたとされる。その後古代ギリシア人が、レンズに関する光学理論の基礎を発達させた。

現代ではテレビや写真、映画などのメディアも、光学レンズを通して生み出されている。

5.コンパス(方位磁針)

(via Wikimedia )

方位磁針は、人類の世界観を広げた。かつては海上で地理的な位置と方角を調べるには、陸上の目印となるものや星々の位置を観察する必要があった。この方法では霧が発生した場合に目的地にたどり着くことが難しく、航海のハードルは非常に高かかった。

だが方位磁針が発明されてからは、天候に左右されることなく進路を決められるようになった。これによって、航海士たちは離れた土地へ安全に行けるようになった。海上貿易は増えていき、14世紀以降には大航海時代が始まった。

6.紙

(via Wikimedia )

紀元前100年ごろに中国で発明された紙は、様々な事柄を記録したり、知識を共有するのになくてはならないものとなった。そして紙に書かれた詩や絵画、書道などが芸術作品の中心的な存在となった。

7.火薬

(via wikipedia)

火薬は中国の錬金術師が不老不死の薬を作り出そうとした試みの中で、偶然に生まれたものだと言われている。そのために火の薬と呼ばれるようになったそうだ。火薬は発明後まもなく武器として使用され、数世紀後にはロケットや爆弾、火炎放射器、地雷が誕生し、銃やカノン砲の発明へとつながった。そしてこれらの武器は、戦争の在り方を一変させた。

8.印刷

(via wikipedia)

紀元前100年ごろに紙が生まれ、それからおよそ200年後には木の板に文章や絵を彫ってつくる木版印刷が行われていた。印刷技術が発達するまで本の複製は手書きで行われ時間がかかっていたが、この技術によって複製が容易になり、コストが低下したことで、知識の拡散速度が劇的に増した。

特にヨーロッパでの活版印刷機の登場は、社会構造を変革させるほどだった。大衆に大量の情報が伝達されるようになり、そのなかで革命的な思想は国境を超えて共有された。

それによって民衆による改革が起こり、政治や宗教権力者の脅威となった。また識字率の大幅な上昇によって、教育を受けた読み書きできるエリート層の独占にブレーキがかけられ、中流階級が誕生するきっかけとなった。

9.電気

(via pxhere)

電気は自然界に静電気や雷として存在するが、科学としての進歩が見られるようになったのは17~18世紀以降である。電気の実用化はさらに後のことで、産業や日常生活で用いられるようになったのは19世紀後半だった。

その後急速な電気テクノロジーの発展により、産業や社会が大きく変化することになった。電気のエネルギー源としての並外れた多才さにより、交通機関の動力源、空調、照明などほとんど無制限の用途が生まれた。

10.蒸気機関

(via Wikimedia )

燃料で水を温め、発生した蒸気を動力とする蒸気機関は、イギリスで18世紀半ばに始まった産業革命の原動力となった。蒸気機関が誕生する前は、ほとんどの工場が水力や風力、馬力、人力によって稼働していた。特に水力は優れた動力源となったが、工場の立地が水辺の周囲に制限される問題があった。

また風力、水力ともに気候の影響を受けるため、エネルギーの供給源としては不安定だった。

しかし蒸気機関の発明によって、工場の立地に制限がなくなり、安定したエネルギー源として使えるようになった。そしてこの動力源を使った様々な機械が発明され、機械化が進み生産性が著しく向上した。また蒸気機関は、蒸気船や蒸気機関車の発明へとつながり、交通革命を起こした。

11.内燃機関

(via Marco Verch)

内燃機関はエンジンの一種であり、燃料を燃焼させて動力を取り出す装置のことである。13世紀から様々な内燃機関が発明されてきたが、19世紀に入ってガソリンを燃料とした内燃機関が誕生した。

貯蔵と運搬が容易なガソリンを燃料としたエンジンは、自動車の商業実用化や飛行機の発明を可能とし、特に輸送分野に大きな発展をもたらした。

12.電話

(via wikimedia)

1876年にグラハム・ベルによって発明された電話機は、コミュニケーションの在り方を変えた。

誰かと会話をするのに、その人の家を訪れたり、郵便を送ったりすることなく、即座にリアルタイムのやり取りができるようになったのだ。また、遠く離れた土地を行ったり来たりしてお金を浪費することがなくなった。これらによって、ビジネスはより活発で効率的になった。

13.ワクチン(予防接種)

(via tOrange.biz)

感染症予防に用いられるワクチンは、様々な病気を根絶し、人類の寿命を伸ばすことに大きな役目を果たしてきた。最初のワクチンは天然痘に対するもので、1796年にイギリスの科学者であるエドワード・ジェンナーが作り出した。1980年には、このワクチンのおかげで天然痘を引き起こすウイルスが地球上から根絶された。

1885年にはフランスのルイ・パスツールが狂犬病ワクチンを開発し、致死率99%の狂犬病から身を守ることができるようになった。現代においてもインフルエンザやはしか、肝炎などの予防接種は、多くの人々の命を救っている。

14.自動車

(via Provincial Archives )

車は移動手段を大きく変化させ、道路の整備など車に合わせて街もデザインされるようになった。また自動車の製造過程において組立ラインの概念を主流にし、大量生産による低コスト化を可能にした。

数々の発明家たちの力で、19世紀後半には現代の自動車の原型が誕生していた。その発明家たちの中でも、最初に実用的なガソリン自動車を製造し、販売を行ったベンツの功績は大きいとされる。

15.飛行機

(via wikipedia)

1903年のライト兄弟による有人飛行機の発明で、遠く離れた場所への移動時間が劇的に短縮され、世界は近くなった。これによって世界中の文化が伝搬されるようになり、国をまたがるビジネスも発展していった。

16.ペニシリン(抗生物質)

【青カビが作り出す物質:ペニシリン】

(via Ryan Somma)

ペニシリンは世界初の抗生物質であり、1928年にイギリスのアレクサンダー・フレミングによって発見された。この抗生物質とは微生物が作り出した物質であり、細菌を原因とする様々な感染症の治療薬になる。

具体的にペニシリンは、かつて多くの死者を出していたバイ菌によって起こる咽頭炎や肺炎、梅毒などの画期的な治療法になった。ペニシリンの発明によって、抗生物質の時代が幕を開けたのだ。

17.ロケット

(via National Museum of the USAF)

ロケットは、9世紀の古代中国で生まれた花火が原型だとされている。まもなくこれが武器として使われるようになり、19世紀後半以降は宇宙へ行くための近代的なロケットがアメリカを中心に開発され始めた。

ロケットは人類の宇宙探査を可能にし、打ち上げられた人工衛星はGPSや気象、衛星放送などに使用され、現代人の生活を支えるために欠かせないものとなっている。

18.核分裂

(via pxhere)

原子を分裂させ莫大なエネルギーをつくりだす核分裂反応は、ドイツのオットー・ロベルトらが1938年に発見した。この反応を制御する装置が原子炉で、これによって核分裂は原子力エネルギーとして利用可能になった。一方で反応の制御を行わないものは原子爆弾として開発され、多くの人の命を脅かすことになった。

原子力発電は効率が良く、安価であり、二酸化炭素を出さないことから地球に優しいエネルギー源だとされていた。火力発電と比べた場合、ある一定量のエネルギーを作り出すのに必要な燃料は、石炭なら100トンだが、ウランではたった28gである。それゆえ輸送費もそれほどかからない。

だが原子力発電所は使用済み核燃料の処理や、災害時の放射能漏出など様々な問題を抱えている。

19.パソコン(コンピュータ)

(via Wikipedia)

コンピュータの発展は20世紀最大の科学的な偉業のひとつであり、現代ではあらゆる分野で使用される必要不可欠な機械となった。

コンピュータの開発で大きな役割を担った人物の一人は、コンピュータの父と呼ばれるイギリスのチャールズ・バベッジであった。彼は19世紀にプログラム可能な機械式のコンピュータを初めて考案した。パベッジが発明した解析機関には、現代のコンピュータの基礎となるアイディアのほとんどを含んでいた。

【バベッジの解析機関】

(via wikipedia)

20.インターネット

(via Pixabay)

複数のコンピュータを接続するネットワークは1960年頃から研究され始めた。まもなくアメリカ国防総省が資金提供を行ったARPANET(アーパネット)が誕生し、これがインターネットの起源となった。

そして1990年代半ば以降、インターネットは文化や商業に大きな影響を与えるようになった。電子メールによるほぼ即時の通信、インスタントメッセージ、IP電話、ビデオチャット、ウェブページ同士をつなぐWWWのアイディアとそれによるインターネットコミュニティ、ブログ、SNSなどがインターネットによって可能になった。

参考:bigthink

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雑学

Posted by uti